【姿勢改善】仕事前に伸ばすべき本当の呼吸筋とは
冬も深まり寒くなってくると肩と耳を近づけてしまうあのポーズ、肩こりを助長させてしまうってお気付きでしたか?今日はそんな肩こりに悩む方へオススメな、本当に伸ばすべき肩こり改善ストレッチをご紹介します。
『肩こり』のメカニズム
2016年も終わりに近づき、寒さも厳しくなってくると身体を動かすのが嫌になりますが、そこに肩こりの辛さも乗っかってくると、とってもおっくうですよね。現代ではスマホやデスクワークなど、肩こりになる原因は沢山あふれていますね。さすがに現代スマホやパソコンを使わないライフスタイルや仕事はなかなか難しいですが、少しのケアや注意をする事で肩こりを改善する事が可能です。
では、その方法をご説明する前に筋肉についての大前提を、専門用語は無しで確認してみましょう。人間の全ての動作は筋肉によって出来ており、心臓の生み出す鼓動も筋肉によるものです。筋肉は普通の状態、伸びてる状態、縮んだ状態に分けられ、縮む事で動きを生み出します。腕の力こぶを作る時をイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、肘を曲げる事によって力こぶの筋肉が縮み硬くなって、モリッと力こぶが出来ます。肩こりの多くの原因は、首回りの筋肉が常に縮み硬くなって疲労している状態なんですね。
では、なぜ首回りの筋肉が縮んで硬くなってしまうのでしょうか?それはズバリ『姿勢』なんですね。そこで、まさにネックになってくるのが『頭の位置』なんです。実は頭部の重さは成人で体重の約10%程度と言われています。例えば60kgの成人男性の場合約6kgの重さがありますが、正しい姿勢だと背骨のカーブにより重さが分散され、筋肉への負荷を分散してくれるんですね。
しかし、スマホやデスクワークなどの時に悪い姿勢になってしますと、重さの分散が行われず結果として、首や肩の筋肉が使われて姿勢を維持する、つまり筋肉が縮み硬くなる事で姿勢を保つ事になるんですね。
つらい『肩こり』の解消法
姿勢を改善するために硬くなっている箇所を、しっかりストレッチしていく事も悪くは無いですが、それでは一時的な対処でしかなく根本的な改善とは言いにくいですね。そこで、ここでは2つの方法をご紹介します。
①正しい姿勢を出来にくくしている原因の筋肉に柔軟性を取り戻す。
②正しい姿勢を維持できる筋肉を適度につける。
この2つのプロセスがとても重要なんですね。今回のようにスマホやデスクワークで見られる、俗に言う『猫背』の場合は、首や肩に負担がかかりますのでストレッチを行いますが、本当に伸ばすべき筋肉は別の場所にあります。
その筋肉とはなんと、『横隔膜』なんです!そう、呼吸する時に使う筋肉ですね。吸った時に下がって、吐いた時に持ち上がる動きをします。実はこの横隔膜が硬くなっていると、肩や首の筋肉を必要以上に使い呼吸をする事になりますので、猫背で横隔膜が硬い方は肩周りの筋肉の負担が多くなり肩こりが進んでしまいます。横隔膜をストレッチする事で肩首への負担を軽減し、スムーズな呼吸をできる事が姿勢改善の第一歩です。
さらに、正しい姿勢を維持できる筋肉をつける必要がありますが、ムキムキの筋肉ではなく呼吸に関する筋肉を鍛える事で正しい姿勢を身につけることができます。呼吸は立派な筋肉の運動なんです、深く吸うことができる体は正しい姿勢の第一歩ですよ、すると自然に肩こりに悩む事はなるなるでしょう。Re-lateなら肩こりストレッチとトレーニングが、セットで受けることが出来ますよ。この機会に『肩こり』から卒業してみるのはいかがでしょうか?
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